2023年2月。
長崎ランタンフェスティバルの開催期間に合わせて長崎に住む友人に会いに行ってきました。
と言っても私は車の助手席に座っているだけ。友人があちこち連れ回してくれました!笑
今回は、地元の人々がオススメする長崎の見どころをギュッと凝縮して、実際に私が連れて行ってもらったお店や場所、グルメ情報を余すことなくご紹介しようと思います。
目次
グルメ編:定番のちゃんぽんや皿うどん、トルコライス。他にもあるよ
中華飯店 ながさこ
長崎に到着してまず最初に連れて行ってもらったのが、ながさこさん。
知らなかったら通り過ぎてしまいそう!ひっそりとした佇まいですが、古くから地元の人たちに愛されている中華料理屋さんだそうです。
メニュー。まずはちゃんぽんと皿うどんでしょ!
ちゃんぽんと皿うどんが着丼しました。
これ、比較対象物がないのでサイズ感が分かりづらいですが、どんぶりの大きさ、具材の山盛り具合に思わず声が出ましたw
量が多いだけではありません!さすが地元民から長年愛されているお店、お味は間違いありません。
魚介の出汁がしっかり効いていて、これはおいしい!
ちゃんぽんの麺の上にのっている具材のボリューム感、伝わりますでしょうか?キャベツにもやし、イカ、エビにかまぼこ。モリモリです!
注文したのは通常サイズですが「ほんとに一人分??」と何度も確認してしまうくらい大盛り。女性だと一皿完食はほぼ不可能かと。大食いの私も食べきれなかった・・・。
こちらは皿うどん。ちゃんぽん同様ドデカサイズでの提供です。
友人から教えてもらった「皿うどんにウスターソースをちょい足しして食べる」のもオススメ。
各テーブルにウスターソースとお酢が置いてあるので、最初はそのまま、途中で味変的にソースやお酢を足して食べるのも良いですね。
中華飯店なので、ちゃんぽんや皿うどん以外にもマーボー豆腐や炒飯、エビチリなどもあり。
私たちは平日13時過ぎに来店したのですぐに着席できましたが、テーブル席が6席くらいのみなので、あっという間に満席になります。
回転は早そうですが、できればランチのピーク時間を外して来店することをオススメします。
【中華飯店ながさこ】駐車場あり
営業時間:昼11時~14時、夕方16時~18時(夕方は店内飲食不可・持ち帰りのみ)※2023年2月現在
定休日:日曜・月曜
電話番号:095ー883-2357
ビストロボルドー
「トルコライス」ってご存知でしょうか。
私も今回長崎を訪れるまで知らなかったのですが、トルコライスとはピラフとスパゲッティとトンカツがワンプレートに盛り付けられた料理。
長崎ではカレー味のピラフとナポリタンを盛り付け、その上にトンカツをのせデミグラスソースをかけたものが定番のようで、洋食店や喫茶店で提供される長崎のご当地グルメのひとつなのだそうです。
そのトルコライスをいただくため、今回連れて行ってもらったのはビストロボルドーさん。
こちらでは本格フレンチシェフが作るトルコライスがいただけるとのこと。
店内の様子。昔ながらの洋食店という雰囲気です。
メニューを見てみると・・・。
トルコライスだけでこんなにたくさん種類があります!大人向けお子様ランチって感じですね。
友人は、トルコ風ライス「昔ながらの」をオーダー。友人曰く「これが定番」なんだそうです。
私は、せっかく長崎まで来たのでという理由をこじつけ「スペシャルトルコライス」にしてみました。
(友人は「それはもうトルコライスじゃない!」ってずっと言い続けてた・・・。誰がなんと言おうと食べたいもの食べりゃいいんですよw)
そしてやってまいりました!こちらが、ビストロボルドーさんのトルコ風ライス「昔ながらの」。
こちらの黄色いごはんがカレー味のピラフ。ちゃんとフライパンで炒めてあるタイプのスパイスが効いたピラフで好みの味でした!
そしてこちらが私が欲張った「スペシャルトルコライス」!!
デミグラスソースがかかったトンカツの上には、頭付きの立派なエビフライがタルタルソースをまとって鎮座。ハンバーグが添えもの状態。主役級がずらっと並ぶ、まさにスペシャルなプレートです。
トンカツに覆われてほぼ姿が見えていませんが、下に見える黄色いのはサフランライス。友人がオーダーした「昔ながらの」に添えてある黄色いピラフとは全くの別物です。
すんごいボリュームですが、見た目ほど脂っこくなくて意外とスルスルお腹に入ってしまう・・・。しっかり完食しました。
デザートはこれまた長崎ご当地グルメのひとつ、「食べるミルクセーキ」。(まだ食べるんかいw)
こちらも長崎の喫茶店や洋食店でいただける、バニラアイスより卵感強めのアイスクリーム風デザートです。
ボルドーさんの「食べるミルクセーキ」は、アイスクリームの中に氷の粒が入っていて、アイスクリームだけどかき氷的要素もあり後味スッキリ。とはいえ、意外にボリュームがあるので2人で1個をシェアくらいで良いかも。
初めて食べるトルコライスと食べるミルクセーキ。大変おいしゅうございました。
ごちそうさまでした!
【ビストロボルドー】
営業時間:11時~23時(L.O.22時)ランチは11時~17時
定休日:不定休
そして、ビストロボルドーさんから徒歩でもすぐの場所にあるニッキ―アースティンさん(こちらはめがね橋にほど近い「万屋店」になります)。
ニッキ―アースティンさんもトルコライスの人気店なのだそう。トルコライスのメニューはトッピングの組み合わせを変えると100種類以上!
今回は時間の都合で入店出来ませんでしたが、次回はこちらのトルコライスにもチャレンジしてみたいですね。
※長崎駅前にも店舗あり
【ニッキ―アースティン万屋町店】
営業時間:11時~23時(L.O 22時)
定休日:水曜日、木曜日
余談ですが、ニッキ―アースティン万屋店さんのお向かいにかわいい家具と雑貨のお店、萬屋IZUMIさんがあります。
友人に勧められて店内に。
長崎の波佐見町で作られている波佐見焼の器やお皿をはじめ、好みの雑貨がずらりと並んでいて心躍ります!
鼻息も荒くなるラインナップ。かわいいなぁ。
2階は家具屋さん。モデルルームのような造りになっています。
オシャレな雰囲気と素敵な家具の数々。眺めているだけで楽しいです。
【萬屋IZUMI】
平和楼
ランチでやってきたのは、通称「リカちゃん通り」にある平和楼(へいわろう)さん。
多くの著名人も訪れる中華料理の名店です。開店時間は11時。10時45分頃に来店したところ、まだ先客はおらず先頭で並び、キョロキョロしながら静かに開店を待ちます。
こちらの看板メニューは担々麺、汁なし担々麵、、、
さらにジャンボ焼き餃子もイチ押しとのことだったのでそれぞれ1つずつオーダーしてみました。
やってきました、汁なし担々麺。
こちらは担々麺。
取り分けたんで見た目がちょっとアレですが、麺はこんな感じ。細めのツルツル麺。めっちゃ好みです。
汁なしの方はよぉ~く混ぜていただきます。どちらも濃厚なゴマの風味が本当においしい!
ジャンボ焼き餃子もやってきました。
比較対象物がないので分かりづらいかもですが、1つがデカい!
皮もこちらで手作りされておられるようですね。モッチモチで食べ応えあり。ひと口食べると餡と共にスープがドバァーっと出てきます。大変ジューシーで大変おいC。お腹パンパンになりました。
食事が終わって外に出ると、お店の前には行列ができていました。早めに来ておいて良かった。
スタッフさんのお心遣いも素敵でした。また来たいです。ごちそうさまでした♬
餃子や小籠包はお持ち帰り可能です。
【平和楼】
営業時間:11時30分~14時、17時~20時
定休日:木曜日
老李(ラオリー)
長崎ランタンフェスティバルのメイン会場近くにあるこちらの渋いいでたちのお店、老李(ラオリー)さん。
特に水餃子がおいしいとのこと。しばらく外にいて体も冷えてきたので中に入ってみます。
店内も渋い!ビール瓶のケースがテーブルになっていたり石油スト―ブが置いてあったり。
ドリンクメニュー。
おでんメニューと老李さんのイチ押し水餃子。台湾中華そばも気になりますね。。。
おひとり様1オーダー制。※飲食物の持ち込みは禁止されています。
ってことでまずは水餃子を注文。こちらで2人分になります。
小振りなサイズでひと口でツルっといけちゃいます。
お箸で真っ二つに切ってみました。スープがたっぷりでウマウマです!
いくつでも食べられてしまいそうな危険なやつ。
もう少し食べたいね~ってことで台湾中華そばも1人分だけ追加でオーダー。
ひき肉、もやし、ニラがが入った細麺の中華そば。あっという間に完食。ごちそうさまでした!
【老李(ラオリー)】
吉宗(よっそう)
茶碗蒸しで有名な創業150年余りの老舗店、吉宗(よっそう)さん。銀座にも店舗があるようです。
こちらの浜町本店はご覧の通り行列が出来ていました。
私たちは時間の関係で入店を諦めましたが、並んでる方々にお断りを入れて行列の隙間からメニューの写真だけ撮らせていただきました。
「茶碗蒸しだけでお腹いっぱいになるの?」と思いましたが、まさかの丼ぶりでの提供!さらには、蒸寿司もついてくるんですね(通常の「1人前」注文の場合)。
茶碗蒸し大好きマンとしては、次回は必ずリベンジしたいですね。
並んでいるのはお店の前だけかと思いきや、商店街のアーケードまで行列が続いていました。
この日はランタンフェスティバル開催中の週末とあって、通常の週末より混雑していた模様です。
【吉宗】
営業時間:11時~15時(14時半L.O)、17時~21時(20時L.O)
定休日:月曜日、火曜日(祝日・繁忙期除く)※変更あり
岩崎本舗 長崎角煮まんじゅう
こちらは角煮まんじゅうで有名な岩崎本舗さん。
長崎には角煮まんじゅうのお店がたくさんあるのですが、友人のイチ押しはこちらでした。
変わり種のメニューもありますが、初めて召し上がるならシンプルな「長崎角煮まんじゅう」でしょう。
今回店舗の前を通った時はお腹がいっぱいだったので食べなかったのですが、以前友人からおみやげとしていただいて食べました。フッワフワの真っ白な生地にトロトロの角煮。1個のサイズ感が小ぶりなので、おやつ感覚でいただけますよ。
調べてみたところ、使用する豚肉に始まり、角煮の味の決め手となる秘伝のタレは化学調味料不使用、フワフワの生地もベーキングパウダー不使用と、素材にとてもこだわって作られているそうです。
【岩崎本舗】
カリオモンズコーヒー
長崎滞在中に友人の家にお邪魔したんですが、その時に友人が淹れてくれたコーヒーがめちゃくちゃおいしかったんですよね。
ぬ:「このコーヒー、めっちゃおいしいんやけど?!」
友人:「でしょーー!!ここのコーヒーおいしいんだよ。あとでお店に行ってみよう」
と連れてきてもらったのが、こちらの漁船協同組合・・・。
ではなく、組合のビル1階に入居しているカリオモンズコーヒーさんです。これ、知らなかったら気づかず通り過ぎてしまいそうですよね。
店内は混雑していたので写真撮影は控えました。代わりにおシャンティな公式ウェブサイトのリンクを貼っておきます。
コーヒー豆が購入できるのはもちろん、店内奥にはカフェも併設されていておいしいコーヒーがいただけます。ギフト商品の販売も行っているので、コーヒー好きな方はぜひ一度覗いてみて下さい。
私もコーヒー豆をお土産に買って帰ろうと思ってたら、友人がプレゼントしてくれました!何から何まで本当にありがとう!!おいしくいただきました♬
【カリオモンズコーヒーロースター長崎店】
営業時間:12時~17時
定休日:木曜日
ハトシ
ハトシってご存知ですか?私は今回の長崎旅で初めて知りました。
ハトシは食パンの間にエビのすり身を挟んで揚げたもの。こんなやつです。
「ハトシ」は、明治時代に清国(当時の中国)から長崎に伝わった料理。
中国語で「蝦多士(ハートーシー)」と書くとおり、蝦=エビのすり身を、多士=食パンで挟み、それを油で揚げて作る料理。※農林水産省:「うちの郷土料理」より引用
かわいらしいネーミングは中国語の「ハートーシー」から来ているんですね。理由は分かりませんが、なぜか口に出して言いたくなるフレーズ、ハトシw
今回は長崎駅のおみやげ売り場で購入しましたが、
ランタンフェスティバル開催中は商店街でも買えたり、
宿泊したホテルの朝食のビュッフェにもハトシが!長崎では居酒屋さんのメニューにもあったりするそうです。
定番のエビのすり身が入っているものから、ひき肉が入っているもの、チーズが入っているもの、と種類も豊富なよう。おやつやおつまみにいいですね。
ハトシ、初めて聞くのにこの味食べた事あるな・・・と考えていたら、よく似たものがタイ料理でありましたね。トートマンクン!
五島うどん(地獄炊き)
こちらも友人からおみやげとしていただいたんですが(ありがとう!!)、「五島うどん」です。細麺で椿油を塗って熟成させるのが特徴。
一見至ってフツーのうどんのようですが、食べ方がちょっと変わっています。
今回の滞在中は時間がなくてお店でいただくことが出来なかったのですが、長崎では五島うどんは、この「地獄炊き」という調理方法で食べるんだそうです。
地元での定番の食べ方は「地獄炊き」。乾麺を鉄鍋でぐつぐつとうゆでて戻し、それを五島沖で獲れたトビウオを使ったアゴだしでいただく。味にアクセントをつけるために、ネギ、かつお節、しょうゆを入れて溶いた卵に麺を絡めて食べることもある。
※農林水産省:「うちの郷土料理」より引用
通常乾麺のうどんは鍋で湯がいたらザルにあけて、流水でぬめりを取ってから冷たくしていただく、もしくは温かいお出汁でいただくことが多いですが、地獄炊きは湯がいた鍋のまま食卓に提供。釜揚げうどんと同じ方法ですね。
あとは、器に生卵を溶いて、鰹節、ネギ、お醤油ほんの少しを入れてつけ汁を作り、これにうどんを浸けていただきます(上記の「引用」は ” アゴだしでいただく” となっていますが、と友人はアゴだしは入れないそう)。
もちろん初めていただきましたがおいしかった!麺自体に結構しっかり塩味があるので、入れるお醤油の量はほんの少しでOKです。
長崎のイベントや観光スポット、おすすめの温泉など
長崎ランタンフェスティバル
今回の長崎旅のメインイベントでもあった長崎ランタンフェスティバル。
元々は長崎の中華街の人々が旧正月をお祝いするために行っていた「春節祭」を、平成6年から「長崎ランタンフェスティバル」として始めたイベントなのだそう。
長崎の冬の風物詩として全国各地から観光客が訪れていたのですが、コロナ禍で中止に・・・。
実に3年ぶりに開催された長崎ランタンフェスティバルということになります。
メイン会場入口。想像していた以上に煌びやかです。
色とりどりの様々なランタンが天井を覆いつくしています。鳥肌が立つレベルです!
メイン会場だけでなく、川沿いや公園にも多様なランタンがずーっと並んでいて全く飽きない!
この日は10km近く歩いていましたw
長崎の観光名所のひとつでもある眼鏡橋(めがねばし)には、川の中にまで縁起が良さそうなランタンがずらっと並んでいました。
上から吊ってある黄色いランタンもかわいいですよね。
当然のことながら、ランタンフェスティバル開催中は非常に混雑しますが、一見の価値ありです!
平日はさほど混雑していないので、可能な方は平日に訪れることをお勧めします。
軍艦島(端島・はしま)
今回私たちは軍艦島上陸周遊クルーズにも参加してきました。
この島の正式名称は端島(はしま)。岩礁の周りを埋め立て、海底炭鉱の島として造られた人工島です。この外観が軍艦に似ていることから「軍艦島」と呼ばれるようになったそう。
2015年に世界遺産の文化遺産に登録されました。
軍艦島上陸ツアーを実施しているツアー会社は数社あるのですが、今回私たちが利用したのは「やまさ海運」さん。
参加料金はツアー会社によって、また予約するタイミングで若干変わる(早割があるツアー会社も)ので、ご興味がおありの方はひと通り調べてみることをお勧めします。
友人が予約しておいてくれたので、長崎港に出向きチケットブースでチケットを購入します。
クルーズ船に乗り込みます。座席は自由席なので早い者勝ち。予約順ではありません。
早くクルーズ船乗り場で並んだ者勝ちなので、早めに港に来てチケットを購入した方が良いですね。
船内の様子はこんな感じ。
オススメは2階の進行方向向かって右側の席です。島に向かっている間もスタッフさんが船内から見える建物や景色について説明して下さるのですが、見どころが右側に偏っています。
乗船時間30分くらいで島に到着しました。しかし、ここまで来てもまだ本当に上陸できるかどうかは分かりません!
以下の条件に該当する項目がひとつでもあると、その日は上陸不可となります。結構厳しいです。この条件はどの運航会社も同じ。クルーズ船の大小も関係ありません。
- 風速5メートルを超える場合
- 波の高さが0.5メートルを超える場合
- 現場海域の視界距離が500メートル以下の場合
- 安全誘導員が見学施設を安全に利用できないと判断した場合
- 上記範囲内でもお客様が安全に下船できないと船長が判断した場合
- 弊社の定める「安全運航基準」に基づき上陸不可と判断した場合
これら上陸についての判断は運航当日の船長判断となります。 ただし、天気予報で警報等が発令されている場合は運航中止する場合がありますのでご確認ください。
上陸できない場合は「軍艦島周遊クルーズ(110分)」(状況により半周遊)に変更となります。その場合は上陸料(見学施設使用料)全額および乗船料10%を返金いたします。
さて、今回は上陸できるのかできないのか・・・・。緊張の時間です。
上陸許可が下りました。やったー!!ワクワクしながら下船し、軍艦島に上陸です。
この日はお天気にも恵まれました。
ポイントポイントでスタッフの方が立ち止まって、当時の軍艦島で働く人々の暮らしぶりや建物についてこまかく解説して下さいます。
正面奥に見えるのは、この島唯一の学校、端島小中学校。
島内を1時間ほどかけて解説を聞きながら散策。その後、船で島を周遊して長崎港へ戻ります。長崎港を出発してから港に戻って来るまで、2時間半ほどのツアーでした。
下船するとスタッフの方から「上陸証明書」をいただくことができます。良い記念になりますね。
稲佐山(いなさやま)の夜景
スロープカーに乗って長崎市内にある稲佐山の夜景を見てきました。
これまでは、ロープウェイとゴンドラが山麓=山頂を運行していましたが、2020年に稲佐山中腹駐車場=山頂を結ぶスロープカーが運行を開始。
稲佐山の夜景は、2021年の「世界夜景サミットin長崎」にてモナコ、上海と共に「世界新三大夜景」に選ばれたのだそうです。
乗り場でチケットを購入し、早速スロープカーに乗り込みます。こちらも早い者順。
オススメの席は山頂向きでなく山麓側です(進行方向関係なし)。約8分ほどの乗車時間で山頂に到着します。
夜景が良い感じにチラッと見えていますね。カップル率高め。
はい、こちらが稲佐山山頂、展望台からの夜景です。
バレンタインデーも近かったせいか、夜景の中にハート型のイルミネーションも見えています。
山頂展望台の屋上は360度景色を見渡せる造りになっていました。
夜景観賞も良いですが、日中に来ても良い景色が拝めそうです。風が強いのお気を付け下さい。
長崎ペンギン水族館
ペンギンがお好きな方にはぜひ訪れていただきたい長崎ペンギン水族館。
地球上には18種類のペンギンが生息していると言われているのですが、こちらのペンギン水族館にはそのうちの半分にあたる9種類、約180羽のペンギンが飼育されているそうです。
券売機で観覧券を購入。
観覧券に印刷されているペンギンの写真は数種類あるみたいです。全種類集めてみたくなります。かわいい!
入場してまず正面にある大きなペンギン水槽では、ダイバーさんによるペンギンのエサやりショーがちょうど始まるところでした。
ランタンフェスティバル開催中のため、館内にはランタンが飾り付けられており、ダイバーさんからもこんな感じで熱烈歓迎されました。
ダイバーさんがエサの入った袋を開き始めると、ペンギンたちがどんどん集まってきてペンギンまみれになるのですが、エサがなくなるとすぐスイ~っと泳いで好き勝手に移動してしまうペンギン達がめちゃシュールで面白かったです。
そして館内は想像していたより広い!水槽がたくさんあり、愛らしいペンギンの姿をゆっくり観覧することができます。
こんなに近くで寛いでくれる子にも出会えましたw お腹の白いとこ触りたい。
置物??3羽とも本物のペンギンです。
動画撮ったりもしましたが、この子達はずっとこの状態で固まっていました。それもまたかわゆ。
外にはペンギンの置物と一緒に記念撮影ができるこんな撮影スポットもあります。
この日はお天気にも恵まれて本当に気持ち良かった!
【長崎ペンギン水族館】駐車場あり
営業時間:9時~17時 年中無休 ※2023年4月現在
料金:大人520円、幼児・小中学生310円 3歳未満無料 年間パスポートあり
眼鏡橋(めがねばし)のハートストーン
長崎市の有名な観光名所、眼鏡橋。
川面に映る影が円を描き、眼鏡のように見える事からこのように名付けられ、国の重要指定文化財にも登録されています。
ランタンフェスティバル開催中は眼鏡橋もこんなに華やか。
そしてこの眼鏡橋の見どころはこの眼鏡にように見える橋だけでなく、橋の下に降りた川べりの石垣にハートの形をした石が埋め込まれているのです。
1982年(昭和57年)に水害で被害を受け中島川改修工事の際に遊び心で埋め込まれたものなのだそうです。
こちらはそのハートストーンのひとつなのですが、この川べりの石垣にはたくさんのハートストーンがあるんですって。
どこにあるのかを明記してしまうと探す楽しみがなくなるので、あえて詳細は伏せておきます。眼鏡橋に行かれた際にはぜひハートストーンを探してみて下さい。
長崎温泉喜道庵(ながさきおんせん きどうあん)
お天気が良かったので露天風呂に行こう!ということになり、連れてきてもらったのはこちらの喜道庵(きどうあん)さん。
券売機で利用券を購入。
奥に見えるのがロビー。校倉づくりのログハウスになっており、温かみがあります。
お風呂から上がった後はこのロビーで寛いだり、窓から外のデッキに出て涼むこともできます。ロビーでは軽食をいただくことも可能。
外国人の方もお越しになるんでしょうね。英語と韓国語で入浴方法についての説明書きがありました。
浴衣のサイズも身長の目安が書いてあるので分かりやすいです!
こちらで浴衣を借りることができます。
さすがにお風呂の様子は撮影できませんでしたが、男湯、女湯とも内風呂と露天風呂がそれぞれ1つずつあり。露天風呂からは大村湾が一望できます。お天気の良さも手伝って、なんとも開放的で最高!
泉質はナトリウム炭酸水素塩泉。少しぬるっとしていて肌あたりが良く、お肌がツルツルに。炭酸の泡が心地良かったです。
露天風呂のお湯は温度が低めになっていて、大村湾を眺めながらゆ~ったり長く浸かっていられますよ。
お風呂から上がったあとは、コレ。瓶の牛乳、もしくはコーヒー牛乳。1本150円。
よぉーく温まったので、少しクールダウンさせるためにロビーを抜けてデッキに出てみました。
この景色ですよ!最高でしょ??ゆっくり寛げる椅子もあるのでこちらでコーヒー牛乳を飲みながらしばし休憩。
デッキの様子を別角度から。
もう少し粘ったら、露天風呂からも夕陽が海に沈んでいく様子が見れたね。それにしても美しい。
【長崎温泉 喜道庵】無料駐車場あり(42台)
営業時間:10時~21時(最終受付 20時30分)
定休日:毎月第2火曜日 ※2023年4月現在
料金:大人(中学生以上)1,000円、小人(5歳~小学生)500円、期限なし回数券あり
宿泊先は2021年11月に開業したヒルトン長崎
ヒルトン贔屓の身としては、こちらに宿泊しない訳にはいきません。
今回の長崎旅の滞在先は2021年11月にオープンしたヒルトン長崎。
最安値のお部屋(デラックスルーム)を予約していたのですが、エグゼクティブデラックスルームにアップグレードしていただけました。いつもありがとうございます!
こちらがエグゼクティブラウンジの様子。
さほど広くはないですが、コンパクトでありながらも大きな窓が壁一面にいくつもあるため、圧迫感のないスッキリとした空間になっています。
長崎名物の角煮まんじゅう!
朝食後にラウンジでお茶を飲んでいたら、スタッフさんに「カステラいかがですか?」とお声がけいただきありがたく頂戴しました。
今回いただいたのは福砂屋さんのカステラ。ヒルトン長崎の自家製ヨーグルトソース(ライチのリキュール入りだそう)が添えられていて、これをつけるとさらに美味でした!
まとめ
長崎に住んでいる地元の人がオススメするおいしいお店や観光スポットをレポートしました。
今回は2泊3日で結構スケジュール詰め詰めで回ったのですが、それでも時間切れで行けなかった場所がたくさんあります。見どころの多い街なので、改めて訪れてみたいみたいと思っています。
この記事がどなたかのお役に立てばうれしいです。
最後までお読みいただきありがとうございました。