1泊2日でふらっと香港へ遊びに行ってきました。
今回はその時に食事で訪れたお店を紹介しようと思います。
目次
池記(Chee Kei)で海老ワンタン麺
土曜の朝、羽田を9時に出発し、香港国際空港にお昼頃に到着。ホテルへ直行し荷物を預けて最初に向かったのがこちらの池記(Chee Kei)。旺角にある海老ワンタン麺のおいしいお店です。
レストランでは相席が当たり前の香港。
店員さんから3人家族のテーブルに相席するよう促されたひとり家族のぬるまゆ。しれーっと4人家族の一員のフリして一緒に(?)食事させていただきました。
今回注文したのは、定番の海老ワンタン麺、揚げワンタン、鉄観音茶のセット。
最初に揚げワンタンが到着。最初に揚げ物って血糖値の急上昇必至ですが、そんなことも言ってられません。熱いうちにいただきます。
で、お待ちかねの海老ワンタン麺。ぶりんぶりんの海老ワンタンがごろごろ入っています!それとこの輪ゴムのような超長い細麺。たまんないっす!
鉄観音茶もおいしくいただきました。セットのお会計HKD77也。
満記甜品(Honeymoon Desert)でマンゴーの豆花
こちらはマンゴーパンケーキで有名なデザートのお店。先ほどの池記(Chee Kei)のお隣りにお店を構えており、私の中で池記⇒満記甜品のハシゴはお決まりのルートになりつつあります。
この日はほぼ満席。若い人達に大人気のお店ですね。
今回注文したのは、甘露豆腐花。
器にお豆腐が入っていてその上にマンゴーソースと完熟マンゴーの果肉がゴロゴロ。幸せ~♪
甘露豆腐花、HKD36也。
前々回来店した時は、こちらの定番メニューのマンゴーパンケーキをいただきました。
最初「パンケーキ」と聞いて、ホットケーキみたいなのを想像してたのですがこちらのは全く別物。ジューシーなマンゴーの果肉と生クリームがクレープ状の生地に包まれている柔らか~いケーキです。
坤記煲仔小菜(Kwan Kee Claypot Rice)で土鍋ごはん
この日の夕食に訪れたのはこちらのお店。
昨年まで香港に住んでいた友人に先日「香港で飲茶以外にオススメの食べ物ナニ?」と聞いたところ、即答で「ボウジャイファン!」と。
「ボウジャイファン?なんじゃそりゃ」「日本でいう土鍋ごはんよ!おいしいから絶対食べてみて!」と言われ、このお店にやってきました。
開店時間の15分くらい前にお店に到着。すでに何組かがお店の前で待っています。
開店10分前に中から店員さんが出てきて入店するように促されました。。。
が、全くお作法が分からない!他のお客さんはみんな広東語で店員さんと会話しつつ、着席しています。私がガイジンであることを悟った店員のおばちゃんは雑~に「お前はそこな!」的に6人掛けくらいの丸テーブルを指差しています。
その後から来たカップル2組、おひとり様旅行者も同じテーブルに通されました。
とりあえず着席してメニューを・・・。
んー。メニューにはお料理のお写真一切なし!サイズ感も分からない!羅列している漢字と英語のみで想像力を膨らませつつ、まずは事前に口コミで見ていた窩蛋牛肉飯(牛肉&卵の土鍋ごはん)をオーダー。
「これだけじゃ足りないかな。スープでも適当に頼むか」と魚のスープも追加。店員のおばちゃん、一瞬固まるも小さく頷き厨房へ消えていく。。。「今の何?気になる・・・」
しばらくすると、オーダーを取ってくれたおばちゃんが食器類を持って再び現れたと思ったら、ここから香港おなじみの食器ガチャガチャドンガラガッシャンタイムスタート!
ドーン!ガチャガチャガチャ!とせわしなく私の目の前にでっかいラーメンどんぶりみたいな器、ちっちゃいお椀、グラス、お箸を置いてまたせわしなく厨房へ。
「なんだ?このでっかいどんぶり・・・。これ要る??」
また戻ってきたおばちゃん。次にドッスーン!と目の前に置かれたのはお茶の入ったポット。
「飲んでいいの?これ私飲んじゃっていいのね?」と辺りをキョロキョロ見回すと、まわりのお客さんたちはみんなこのお茶を先ほどのラーメンどんぶりに注いでいる・・・(⊙ ⊙)
「んん?!?!」
そのうち、皆さんはそのどんぶりにお箸やちっちゃいお椀も投げ込んで、そこにさらにお茶をぶっかけている・・・
「あ!そっか!香港では自分でお茶で食器を洗うんだった!熱いお茶で消毒(?)するんだったね!こないだ教えてもらったんだった!」
最初はびっくりしましたが、お店で出てくる食器はどうやらあまり清潔ではないらしく、使用前に各自お茶で洗うんですよ。はい、こちらセルフサービスです笑。
見よう見まねで私も洗いました。相席の若者2人も私の様子を見ながら「え?洗うの??」ってな顔で私を見てくるので「そうらしい(о´∀`о)」と目で訴え頷いてみたところ、ニッコリ笑って真似しはじめました。
15分ほど経って、先にテーブルに運ばれて来たのは白いスープが並々と入った巨大な鍋。店員のおっちゃんが広東語で料理名を連呼しているが同じテーブルのお客さんが誰も手を挙げない。。。
「もしや、あの巨大な鍋は私がテキトーに頼んだ魚のスープなのか・・・???お願い、誰か違うって言うて…(´Д`)」
しばらくこう着状態が続いたもののやはりこのテーブルであれを頼んだのは誰もいないようなので
「多分ですけど、それ・・・私ですね、多分(´-ω-`)」デカい。。。(汗)
店員のおばちゃんが私の注文時に一瞬固まったのはこの大きさが気になったせいだったのかも。
4人家族の食卓か!ってくらいデカい鍋のお魚スープを受け取り、そーっとひと口。
「うんまーい!スープがめちゃめちゃおいしい!」
魚以外にお豆腐、しいたけ、青菜が入ったスープ。中に入っている白身のお魚は結局何の魚なのか分かりませんでしたが、結構骨が多めで、身というよりアラといった感じ。魚自体はイマイチでしたがそれ以外はすごくおいしくて意外とどんどん食べ進んじゃいました。
最初の注文から40分くらい経ってやっと土鍋ごはん登場!
「注文を受けてからひとつずつ炊き始めるので1時間近く待つ」というのは、事前に口コミを読んで知っていたので、待ち時間も全く苦にならず。土鍋のフタ、オープン!
窩蛋牛肉飯(牛肉と半熟卵)
これがまためちゃくちゃおいしかった・・・。上に乗っかっている生卵を崩しながら、一緒に提供される甘醤油を少し足して混ぜ混ぜ。牛肉はとても柔らかく日本人の口にも良く合う味付け。
土鍋のヘリにはおこげもできてて最高!これは40分待ってでもまた食べに行きたいな。
お隣さんが召し上がっていた牡蠣の土鍋ごはんもおいしそうだった。。。
豆知識ですが、こちらのお店、タイのムエタイ選手みたいな店員さんが店内をウロウロします笑 暑いんでしょうかね。
魚のスープと牛肉&卵の土鍋ごはん、合わせてHKD178也
妹記生滾粥品(Mui Kee Congee)でお粥
翌日の朝ごはん。ホテルの朝食をスキップし、花園街街市の中にある人気のお粥屋さんにやってきました。こちらの建物、市場ですのでなかなか芳しいかほり・・・。
案内板がイラストになってて分かりやすいです。お食事処は3階。1階から突然3階に飛ぶんですね。
エスカレーターでまずは1階へ上がります。
精肉店や
八百屋さんを横目に見ながら先に進みます。
この先ですね。
さらにエスカレーターで3階へ。
3階到着。
お粥屋さんはこちらのようですね。
着席してメニューをもらいます。
メニューに日本語表記もあるので助かります。
「牛肉入り粥 新な鮮牛肉がたつおぷり」…(・∀・)
ツッコミどころ満載ではありますけども。
私は 6.皮蚕痩肉粥(ピータンと豚肉入り粥)をオーダー。
メニューの日本語表記は「ピータソと豚肉り粥」となっています(‘ω’)
最初はお粥だけ単品で注文したのですが、店員さんに「揚げパンもどう?」と聞かれたので追加でオーダーしました。
お粥も到着!
最初はお粥のみで。トロットロのお粥、からだに沁みる…おいしい!大きめに切ったピータソもごろごろ入っています。途中から揚げパンを投入したり、テーブルにある胡椒とお醤油をちょっと垂らして味を変えてみたり。うんまーい!!
市場という場所柄、食材のおすそ分けをもらっているらしいネコが数匹敷地内をパトロールしていました。クロネコ見張り中。
私の食事中、気づいたら・・・。
スーっと足元にやってきてちょこんと座っていました。かわええ♪(´▽`*)
「お腹空いてるの?」と話しかけたところこの表情。連れて帰りたい…(*´ー`*)
私の食事が終わるまでここで付き合ってくれました。(食べ物ほしいだけでしょ?っていうツッコミは無視します)
お粥と揚げパンでお会計HKD45也。
市場を出る頃、外は結構強めの雨が・・・。長老もじっと様子をうかがっています。
あっ。
金華冰廳(Kam Wah Cafe)でエッグタルト
お粥食べた後、ちょっと甘い物食べたいなーと思い、近くに良さげなお店ないかな?とその場でググって見つけたのが、先ほどの市場から歩いて5分ほどのこちら。
混んでる…。
こちらでは「パイナップルパン」と呼ばれる、日本のメロンパンのようなパンに厚切りのバターを挟んだお品が看板メニューのようです。相席したご夫婦もパイナップルパンを召し上がっていました。多分これ↓ですね。
私はお粥食べたばかりなので、パイナップルパンはパス。(食べようと思えば全然食べられるんですけど) メニューを確認し、注文したのは
控えめにエッグタルト&コーヒーを。
これまで何度が香港に来てるのに、まだエッグタルトを一度も食べていなかった。濃厚、プルプルでおいしかったです。小ぶりなサイズ感も良いですね。
エッグタルトとコーヒーでお会計HKD22也。
たらふく食べて、日曜の15時頃香港国際空港を出発し、20時に羽田に戻って来ました。
以上、今回の1泊2日の香港旅でいただいたお料理とお店のご紹介でした。
これ以外に飛行機では機内食、空港のラウンジでも少々つまみ食いしていることは一旦忘れましょう(・∀・)
さて、ここからは、【番外編】今回香港で買ったもの!をレポートします。
シティースーパーでフランスのお高級バター
日本で購入すると目ん玉飛び出るくらいお高いおフランスバターが香港だと関税がかからない分、かなりお安く買えます。(本場おフランスではもっとお安いようですが) シティースーパーはバターの品ぞろえがとても豊富。ワクワクしますね。
保冷バッグ&保冷剤を日本から持参して、友人から依頼された分も含め無塩バターばかりを5つお買い上げ。
前回香港に来た時に購入した岩塩入りの有塩バターも美味でございます。
おフランスバターで焼き菓子を作ると、ほんとにおいしいんですよ♪焼いてる時からお部屋中に良い香りが漂って幸せな気分になります。お得に買えたバターを贅沢に使ってシュークリームやフィナンシェを焼いてます。
安利製麺廠で乾麺
こちらも香港通の方にはおなじみ、100年以上続いている老舗の乾麺屋さんです。
化学調味料無添加の乾麺が店内に所狭しと陳列されています。
普通の玉子麺からホタテや海老のエキスが練り込まれた麺。ほうれん草が練り込まれた麺は茹でるとキレイな緑色になります。
こちらが今回購入した乾麺たち。
こちらは前回購入した乾麺たち。
数分茹でて、ゴマ油やXOジャンと和え、湯がいたもやしやネギを載せるだけで、おいしい和え麺の完成。
ホタテや海老のエキスが練り込まれた麺は、茹でるとそのエキスが茹でているお湯に流れ出すので、そのお湯をスープとしてまんまいただいても充分おいしいです。物足りなければお塩やお醤油、胡椒なんかを足したり、好きな具材を載せるだけでさらに満足度が上がりますよ♪
私はパクチーが好きなので、パクチーとネギを和えました。味付けはXOジャンとオイスターソース、お塩とゴマ油少々。この平麺タイプがまたいいんですよね。(細麺タイプも販売されています)
というわけで、週末1泊2日香港の旅。
「え?週末の2日だけで香港とか正気?!」ってなこともたまに言われますが、その気になれば1泊でもかなり満喫出来ることをもっとたくさんの方に知ってもらいたいです。
今回はANAの特典航空券で行きましたが、前回、前々回ともLCC(香港エクスプレス)で週末旅を行っております。(羽田→香港→成田のルートになります)
航空券代は香港エクスプレスのセールで往復18,000円ほど。実家に帰省するより遥かに安かったです笑
皆さんも週末にフラッと香港、いかがですか?(´▽`)
本日も最後まで読んで下さりありがとうございました♪
最後に今回立ち寄ったお店の地図です。
池記(Chee Kei)
満記甜品(Honeymoon Desert)
坤記煲仔小菜(Kwan Kee Claypot Rice)
妹記生滾粥品(Mui Kee Congee)
金華冰廳(Kam Wah Cafe)
City Super
安利製麵廠