沖縄の離島シリーズが続いていますが、今回は昨年9月に訪れた日本最西端の島、久米島のレポートです。
目次
久米島ってどんなところ?
最近では頻繁に沖縄を訪れているぬるまゆですが、沖縄デビューは約7年前と遅め。初めて訪れた沖縄の地がこの久米島でした。
ところで久米島ってどこにあるかご存知ですか?沖縄諸島のひとつなんですが、宮古島や石垣島から比べると知名度はやや低めかもしれません。日本で最も西にあり、人口約8,000人、1周50kmほど。沖縄では沖縄本島を含めると5番目に大きい島です。
久米島といえば”はての浜”!
久米島の東に伸びる、ツアーでのみ訪れることができる砂地の無人島です。私が訪れた時は台風接近の影響でこのように少し白濁していましたが、それでも溜息の出るような美しいビーチ。
Googleマップで見てもこの通り。これを見ると実際に訪れてみたくなりますよね。シュノーケリングツアーがおすすめですが、何もせずボーっときれいな海を見つめるだけでも癒されます。
*Google mapのスクリーンショット
車エビの生産量日本一!
久米島にはいくつかの車エビ養殖場があり、生産量は日本一。海洋深層水を汲み上げて車エビを養殖しているのだそうです。私も滞在中にガーリックシュリンプと車エビバーガーをいただきましたがとてもおいしかったですよ。
久米島といえば泡盛
久米島の二大泡盛と呼ばれている「久米仙」と「久米島」。コンビニを覗いてみても泡盛の充実ぶりにびっくりです。
その他、観光スポットもたくさんあります。
私の初沖縄が久米島だった理由は、久米島で開催されたサイクリングイベントに参加したからなのでした。
ということで私が当時のレース中に立ち寄った観光スポットのお写真を載せてみます。
奥武島(おうじま)という島にかかる橋上からの1枚。諸説あるようですが「神様の奥座敷」と呼ばれていたことが島の名称の語源とも言われているそうです。こんな景色を見ながら自転車で疾走。気持ちよさそうでしょ?(≧▽≦)
右手奥に見える大きな岩がミーフガー。子宝に恵まれるといわれている観光地のひとつ。よく見ると自転車で走っている人たちが見えますよね。この高低差、自転車でのぼるのは地獄です!!ミーフガーの前に張られている白いテントがレースのチェックポイント&エイドステーションとなっており、サーターアンダギーや沖縄ぜんざいなどの沖縄料理が振るまわれていました。疲れた身体にしみ渡ります( ;∀;)
コースにはこんなのどかなサトウキビ畑も(手前の方は刈られてますけど)。正面には東シナ海!
こちらもレース中に撮ったものなのでかなり雑なお写真ですが、沖縄県の天然記念物にも指定されている畳石。干潮時にだけ出現する五角形や六角形の亀の甲羅の模様のような石で、噴出した溶岩がゆっくり冷え固まり柱状になったもの。石が敷き詰められているのはなく、地中に埋まっていた柱状の岩の表面が浸食により水面に姿を現したものなんだそうです。
こちらは比屋定バンタからの眺望。久米島が一望できる展望台です。お写真ではやや曇っていますが、晴れていればはての浜も見渡せるそうです。それにしてもよく自転車でここまで上がったもんだ・・・。若かった。
余談ですが、これが大会参加時のクロスバイク。この時は島2週、90kmのアスリートコースに参加。本当にキツかったです!
久米島は高低差の大きい島。上りは立ち漕ぎしたって全然進まない、下りは恐ろしいほどスピードが出る!!島民の皆さんの温かい声援と美しい景色、エイドステーションの沖縄スイーツのおかげでなんとか完走できました。翌日は筋肉痛でほとんど動けず( ;∀;)
懐かしい思い出です♬
6年ぶりの久米島。まずは那覇へ飛びます
2019年4月現在、本州からは久米島行きの直行便はありません。那覇を経由する必要があるため、まずは青い翼で那覇へ向かいます。羽田空港の特等席で景気づけのハンバーーーグ!!
食後はANAラウンジで野菜ジュースを1杯いただきました。
行ってきまーす♬ この日は那覇で前泊し翌日の久米島行きに備えました。
那覇から久米島へ
翌朝、ゆいレールに乗って那覇空港へ向かいます。この日に乗ったゆいレールはディズニーのラッピングカーでした。
那覇空港に到着しました。この日の久米島行き、28番搭乗口は1階にあります。
久米島行きの搭乗ゲート。アガります!!
沖止めなのでバスで移動します。
台風接近中とは思えないほど良いお天気。琉球エアコミューターに搭乗します。
プロペラ機、ワクワクしますね!プロペラ、ガン見しちゃいます。
着席。
那覇から久米島までは約30分のフライトです。那覇⇒久米島のフライト時は進行方向向かって左側の席、A席やC席(B席は存在しません)を指定すると上空からはての浜がよく見えます。私は負け組の右側席でしたけど。
久米島空港に到着しました。こちらも沖止め。小さい空港です。
乗ってきた機材。お疲れさまー。
久米島に到着!まずはイーフビーチをお散歩
久米島空港の到着ロビー前。でっかいシーサーがお出迎えしてくれます。
久米島到着初日はダイビングの予約を入れていたため、ダイビングショップの方がお迎えに来てくれていました。
バンに乗ってショップへ向かいます。きれいにならされたサトウキビ畑。良い景色です。
ショップに到着したのですが、朝一の便はすでに出発済とのこと。次回の12時半の回まで時間が余ってしまったので荷物を置いてお散歩に出かけてみました。
南の島気分を揚げてくれる道端のサイン。いろいろ気になるところはありますがスルーしますね。
ビーチ通りをのんびり歩いていると
良い感じのビーチが出現。
9月なのでまだまだ泳げる時期ではあるとは思うのですが空いてて良いですね。
こちらは久米島の南西に位置するイーフビーチです。国の渚百選にも選ばれている美しいビーチです。
広い砂浜!
水の透明度も高いです。
干潮時は沖の方まで歩いて行ける遠浅のビーチ。
波も穏やかですし、ビーチシューズを履いて波打ち際でパシャパシャするだけでも楽しめそうですね。お部屋からこのビーチを見渡せる久米島イーフビーチホテルも人気です。
ビーチで興味深いものを見つけました。(右奥に見える白い建物がイーフビーチホテルです)
お酢が2本・・・。
この一帯はハブクラゲが発生するようです。5月~10月って思いっきり海水浴シーズンですけど・・・。泳ぐのであれば水着の上にTシャツやラッシュガードを着用した方がよさそうですね。⑤番が怖すぎる_(。⊿°」∠)_
久米島での初ダイビング
ダイビングの時間が近づいて来たのでショップに戻り、ランチをいただいてボートで港から出発します。前回、前々回に久米島に来た時は自転車にしか乗っていないので、久米島でのダイビングは初めて。楽しみです!
港に並んでいるタンクを見るのが好きなのです。「これから海に入るで!」という気持ちを高めてくれます。
出航しまーす。
海の青さと白い波のグラデーションにうっとり。
2本潜ったのですが、1本目はカメラにSDカードが入っていないという恒例のうっかりアクシデントに見舞われお写真なし・・・。「竜宮」というポイントでまさに竜宮城に迷い込んだかのようなおさかな天国だったので、カメラに収められなかったことが悔やまれます。
ということで2本目のお写真を少しだけ。「マンタステーション」というポイントで、その名の通りマンタ待ちだったのですが、この日はそのお姿を拝むことはできませんでした。同じ時間に潜っていた別パーティの方はイルカを見たそうです。うらやましい♬
たっぷり遊んでボートで港に戻る途中、イルカの群れに遭遇しました。ダイビングのボートに乗っていてイルカを見かけるということは時々あるのですが、この日はそのうちの何頭かが何度も水面高く華麗なトルネードジャンプを見せてくれました。そのおかげでこのようなお写真をカメラに収めることができました。(ちっちゃいですけどスマホで撮りました)
いつもより多めに飛んでます。
イルカのジャンプってどんな意味があるんだろうと思い調べてみたんですが、
- オスからメスへの求愛行動の一種
- からだについた寄生虫などをお掃除している
- ボートが通ることによってできる波で遊んでいる
などが理由なんだそうです。今回の理由がどれに該当するのかは不明ですが、ボートの波で遊んでいたのかもしれませんね。そう思うとこのイルカも「波キターー(゚∀゚)ーー!!」とテンション上がっているように見えてきました笑。
まとめ
沖縄最西端の島、久米島の海や観光スポットについてのレポートでした。私が今回訪れたのは9月ということで台風シーズン。秋の沖縄はリスクもありますが、このようにお天気に恵まれることもあるため、運が良ければ空いてるビーチをのんびり独り占めすることもできますね。(私は8月に久米島来訪予定だったのですがこちらも台風によりキャンセルとなりました。昨年は本当に台風の多い年でしたね)
次回は翌日に参加した、はての浜半日ツアーの様子をお届けします。この海の色!
最後までお読みいただきありがとうございました!