香港には安くておいしいお店がたくさんありますが、今回は清潔で日本語メニューがあり、店員さんも親切な飲茶のお店、一點心(One Dim Sum-ワンディムサムー)のご紹介です。
アクセス – 最寄駅はMTR太子駅
一點心の最寄駅はMTRの太子駅(Prince Edward Station)。A出口の旺角球場方面です。

太子駅A出口から地上に出て右へ。(このお写真の向かって左手です)

太子駅と中国銀行の間の道、

運動場道を進むこと3分ほど。

静かな通りの左手にひと際混雑している一角が。

うん、間違いなくここですね。

はい、到着しました。一點心です。ウワサどおりの繁盛ぶり。これは結構待たないといけないのかな。あまり待つようなら次の機会にするかなーと悩みつつ、

お店の前には順番を待っている人たちがたくさんいますが気にせず突き進み、入口前に立っておられる店員さんのもとへ。こちらで番号札をもらいます。黒いエプロン着用の方が店員さんです。
「ひとりですが、だいぶ待ちますか?」と聞いてみると「10分くらいかな?そこ座って待っててね」と店内入ったすぐにあったイスに通されたので着席して待つことにしました。

入店前の待ち時間で何を食べるか決めましょう
メニューを手渡されました。

メニューと一緒にチェックシート式のオーダー票と

番号札をもらいました。私は87番。この番号順に呼ばれますので、この札さえもらってしまえば一旦お店から離れてしまってもOKということになります。
赤ボールペンの「1」は人数ですね。おひとり様での来店です。

メニューのお写真がとってもおいしそう!期待が高まります。
料理名も日本語や英語だけに留まらずフランス語、ドイツ語、韓国語、ロシア語、タイ語の表記があります。これは助かりますね!

ツヤツヤ♡
肉まんもおいしそうだけどひとりでこれ行ったらすぐお腹いっぱいになるなー。
メニューにお写真があることで、ビジュアルやボリューム感が一目瞭然です。

大根餅は必須だな。

注文方法
それでは注文方法です。
例えばこちらを注文したい場合。おいしそうだけど菜苗餃ってなんだろ。

海老入り野菜蒸し餃子でした。

メニューの各ページ右上に番号が書かれています。こちらは45番。

オーダー票から45番を探して欲しい個数を記入するだけ。これなら簡単ですね。

入店します
何にしようかなー?あれもおいしそうだけどこれもいいなーなんて思いながらニヤニヤしてたら、私の番号「87番ー!」が呼ばれました。先ほどの店員さんが中国語と英語の2か国語で何度か番号を叫んでくれるので聞き逃すことはないと思います。
今回の待ち時間は15分くらい。お店の前で待っている人の多さに一瞬ひるみましたが、割と早めに呼ばれました。

店内の雰囲気はこんな感じ。

レジ前。お持ち帰りもできるのでしょうか。それらしき袋がカウンターに並んでますね。
ちなみにこちら現金払いのみです。クレジットカードは使えませんのでご注意下さい。

着席します。ひとり家族のぬるまゆは今回も相席。すっかりお約束となった3人家族のテーブルにお邪魔させてもらい、しれーっと4人家族を装うパターンのやつ。
席にはメニュー表が置かれていました。

メニューのアップ画像。

お値段は1せいろ20~30香港ドル。1香港ドル14円くらい(*2019年3月現在)ですから、300円弱~400円強です。リーズナブルですよね!

52番の香芒奶皇巻(マンゴーカスタードロール)に「オススメ!」のマークがついてますね。これ、おいしいんですよね~

悩んでとりあえず4品注文しました。

お茶が運ばれてきました。「お。お茶はサービスなのね♬」と思ったら

しっかりチャージされていました笑 6香港ドルです。

メニューにも「中国茶はひとり6ドル」と明記されていました。

いただきます!
最初に調味料が運ばれてきました。お醤油っぽいのとラー油っぽいの。これは各テーブルに1セットですので、4人家族の私(違)は、同じテーブルの3人さまとシェアして使うことになります。

最初に運ばれてきたのが鼓汁蒸肉排骨(スペアリブの豆鼓蒸し)。これがですね、めちゃくちゃおいしかったです!小骨があるのでちょっと食べづらいんですが、そんなことどうでも良くなるレベル。
下味をしっかり付けた豚肉をさっと揚げて蒸してるっぽいです。黒豆みたいなのが中国の調味料、豆鼓。とにかくお肉が柔らかい!赤い唐辛子が乗っていますが全く辛くはありません。
白いごはんにのせて食べたい。なお、香港では小骨はお皿ではなくテーブルに直置きするのが定番のようです。。。

次に運ばれてきたのが海老入り野菜蒸し餃子(鮮蝦菜苗餃)。具材ぎっしり、アッツアツのぷりっぷりです。安心安定のお味。

香煎蘿蔔糕(大根餅)。むっちゃ分厚い!

最後に鮮蝦腐皮巻(海老と野菜の揚げ湯葉巻き)。

断面図はこんな感じ。サックサクです!

香港に来たらランチでも1軒のみで済ませるのはもったいない!何軒かハシゴしたいのでこのお店ではこちらで終了。ごちそうさまでした♬
まとめ
これだけ食べて96ドル、1,400円でおつりが来るくらい。以下、こちらのお店をお勧めするポイントです。
- 混雑しているが割と回転が早い
- メニューにお写真と日本語表記があるので安心
- 清潔な店内
- 安くておいしい!もちろんどれも熱々で提供されます
- 店員さんは見た目ちょっと強面ですが優しい
繰り返しになりますが、こちらではクレジットカードは使えません。今日もニコニコ現金払い♬
紙ナプキンが提供されますが、持参したウエットティッシュがとても役に立ちました。
次回はこのデザートを絶対食べたい!

【一點心】One Dim Sum(ワンディムサム)本店 ※2025年10月現在改装中につき休業中
住所:九龍旺角通菜街209A-209B地下 MTR太子駅A出口から徒歩5分ほど
営業時間:月~金 10時~深夜0時、土日 9時~深夜0時
尖沙咀(チムサーチョイ)店にも行ってみました
<2025年11月1日追記>
2025年の10月にこちらの【一點心】One Dim Sum(ワンディムサム)本店(@太子)に行ったところ、改装中につき休業中となっていたので、尖沙咀店(チムサーチョイ)に行ってみました。
MRT尖沙咀駅から徒歩4分で到着です。ずいぶん新しい店構え!

夕方6時頃に来店したので、お客さんはまばら。空いててラッキーです。

案内されたテーブルにはメニューが置かれていました・・・。が、太子にある本店で見たお料理の写真入りメニューではなく中国語と英語の表記のもの。オススメと思われる点心にのみ写真が掲載されていました。

スタッフさんがオーダー表を持って来て下さいました。
注文方法は太子にある本店と同じ。食べたいメニューの番号をオーダー表から探して希望の個数を記入するのみ。簡単です。

メニューを選んでいたら、スタッフさんから「お茶はどれにします?」と尋ねられます。
どれが良いのか分からないので、その女性スタッフさんに「お姉さんが好きなお茶を飲んでみたい」とお伝えしました。

ちなみに、こちら尖沙咀店でもお茶は有料。
しかも、コロナ前は1人6ドルだったお茶が8ドルに値上がりしておりました・・・。

ということで、担当の女性スタッフさんがお好きだとおっしゃったGolden Buckwheatこと黄金そば茶がポットで登場!
思わずスタッフさんに「そば茶大好き!!」と声大きめで伝えてしまったw
ご想像の通り、香ばしいおいしいお茶です。お姉さんのお好みのお茶、大正解でした!

薄皮鮮蝦餃こと海老蒸し餃子さん。
デッカイえびさんがゴロンゴロンのブリンブリンで最高!熱々で上あごズル剥け警報発令中です。

蟹皇蒸焼売ことカニ蒸し餃子。
説明するまでもなく絶対ウマイやーつですわ。こちらも上あご注意やで。

そして、個人的にはこれが一番好き。
一點心に来たら絶対にぜーったいに食べる鼓汁蒸排骨ことスペアリブの豆鼓蒸し。太子にある本店でもレポしてますので気になる方はこの記事の本店レポに戻ってみてね。

香港の店員さんあるあるですが、基本笑顔で接客されることはほぼないので一見怖い雰囲気なのですが、勇気を出してちょっと話しかけてみるととっても優しくて、色々教えてくれます。
こちらのスタッフさん達も「お待たせしちゃってごめんね~」「次の点心はもうすぐ出るからね~」と声をかけてくれるようになりました。香港は料理も人も大好き。
尖沙咀店ではクレジットカードが使えました!
今回は3品+お茶で124ドル、2025年10月のレートで2,500円ほど。円安の影響もあるんだが、価格自体も以前より上がってるね。
【一點心】One Dim Sum(ワンディムサム)尖沙咀店 ※太子にある本店は休業中ですがこちらは営業しています
住所:尖沙咀, Hart Ave, 4號號地下 MTR尖沙咀駅から徒歩4分ほど
営業時間:月~金 10時~深夜0時、土日 9時~深夜0時
本日も最後まで読んでいただきありがとうございました。
ぬるまゆのぬるっと飛行機旅
