3月中旬の週末に慶良間諸島の阿嘉島に行ってきました。午前中はお天気がいまいちでしたが、午後から見事に回復!今回は阿嘉島ぶらり旅のレポートです。
金曜の夜に仕事終わりに那覇へ飛び、土曜日の朝に那覇からフェリーざまみに乗って阿嘉島にやってきました。
レンタサイクルする予定でしたが
歩いて島を回るのはなかなか厳しいものがありますので、まずは自転車を借りましょう。島に何軒かレンタサイクル屋さんがあるのですが私が訪れたのはこちら。「民宿&スーパー たつのじょう」さんです。
事前にお電話で確認したところ予約はできないとのことでしたので早い者勝ちということになります。

こちらがスーパー&レンタサイクルの受付がある店舗入口。写っていないですが左手が民宿となっています。

受付にはかわいいお姉さんが。できれば原付を借りたいと伝えたところ、この島で原付をレンタルできるのは「レンタルショップしょう」さんのみとのこと。実は事前に調べていたんですが、レンタルショップしょうさんの口コミがなかなか辛口だったので躊躇してたんですよね。
そのことを受付のお姉さんに話したら「え?全然そんなことないですよ!普通にしていれば全然怖くないですし大丈夫ですよー。一度行ってみたらどうですか?」と勧めて下さるという展開に。
レンタルショップしょうさんへ原付を借りに行きました
ということで、言われるがまま「レンタルショップしょう」さんへ行ってみました。(お写真はありません)
レンタルショップというよりは何かの作業場といった雰囲気のお店。
ぬるまゆ
と敷地内に入っていくとおじさんがひとり出てこられました。
ぬるまゆ
おじさま
ぬるまゆ
おじさま
ぬるまゆ
おじさま
ぬるまゆ
確かに愛想は全くなく、必要最低限のことしか口にしない、という感じのおじさんでしたが、口コミに書かれているような嫌な印象は全く受けませんでした。
手続きを終えると、敷地内に並んでいる3台の原付を指さして
おじさま
ぬるまゆ
おじさま
ということで、私は何の問題もなく原付を借りることができました。もちろん感じ方は人それぞれだと思いますので、愛想のない店主に不満を感じる方はこの島で原付を借りることはあきらめて、別のショップで自転車を借りましょう。(原付を返却した時は別のおじさんが出てこられましたが、その方はもう少しにこやかな雰囲気でした)
それとヘルメットは結構年季が入ってて若干汗臭い感じも正直ありましたので、潔癖症の方だとちょっと厳しいかもです。でも私にとっては無問題。(あとでお風呂入ったらええだけやん?)たつのじょうのお姉さん、アドバイスありがとうございました!
阿嘉大橋を渡って慶留間島へ
念願の原付をゲットしましたので強風も関係ありません。阿嘉島から阿嘉大橋を渡って南にある慶留間島(げるまじま)を目指します。
レンタルショップしょうさんから原付で5分もかからずやってきました、阿嘉大橋。

奥に見えるのが慶留間島。

今日の私の愛車、ちょっと見てやってください。

阿嘉島と慶留間島を結んでいます。

橋のたもとに描かれている地図。沖縄の島の名前って正しく読むのが難しいのでひらがなで書いてくれてあるのでしょうか。分かりやすくてかわいらしい♪

橋の上でお写真を撮っていたら、先ほど私が乗ってきたフェリーざまみが座間味島に向けて出航していきました。

橋から見下ろすと、こんな感じ。曇っていてもこんなにきれいな色。透明度も高いです。

予報では午後からお天気回復とのことだったので、晴れたらどんな色になるんだろうと

この色を見ながらワクワクしていました。

阿嘉大橋を渡って7~8分のところでヤギ登場。

ヤギ越えてしばらく走るとこんなサイン発見。左折するとケラマ空港だそうです。空港好きとしては外すわけにはいきませんね。行ってみましょう。

慶留間島をさらに南下した外地島(「ふかじしま」と読みます) に慶良間空港があるようです。
これは慶留間島と外地島を繋ぐ慶留間橋からの景色。透明度!

奥に見えるのは慶留間中学校。こんなきれいな海に囲まれている学校に通えるなんて、羨ましいですよねー!私の母校も海まで自転車で5分くらいでしたが、さすがに校舎から海は見えませんでした。これなら休み時間にひと泳ぎできますね(笑)

水遊びしたい衝動にかられる景色です。

慶良間空港に来ました
慶良間空港がある外地島に到着です。そういえばこの島々は国立公園でした。

慶良間空港。現在、就航している路線はないようです。

中に入ってみました。

ロビーの様子。

ラウンジ。(違

窓から滑走路を覗いてみました。

慶留間島に戻ります。道中こんなビーチがそこらじゅうにあるので寄り道ばっかりしちゃって全然先に進めません!

飛び込みたい!!

慶留間島から阿嘉島に戻ります
さっき慶留間橋から見えていた慶留間中学校のあたりに来てみました。
しつこいですけど、ちょっと私の愛車見てやってくれます?(笑)

港をちょっとお散歩。この色、すごくないですか?この日の気温20度くらいだったので海に入るのは断念しましたが、水中はどんな景色になっているのでしょうか。

イタリアに船が浮かんで見える場所ありましたよね。それっぽい(だいぶ無理ある)

シロの銅像
阿嘉港に戻ってきました。ここにシロの銅像があります。恋人ワンコ「マリリン」に逢うため、マリリンのいる3km先の座間味島まで潮流の速い海を泳いで渡ったシロ。この実話は1980年代に映画化されたこともあり、ご存知の方もおられるのではないでしょうか。シロの銅像が見つめる視線の先にはマリリンのいる座間味島が。なお座間味島にはマリリンの銅像があり、シロのいる阿嘉島を向いているんだそうです。ええ話や・・・

シロとマリリンの純愛ストーリー、胸を打たれます。次はマリリンの銅像を見に座間味島に行かねば。

「パーラーみやま」でランチ
気づけばお昼の時間。小さい島なのでお店の数もさほど多くありません。さらにシーズン前だからか閉まっているお店もいくつかありました。今回ランチに選んだのは「パーラーみやま」さんです。

ランチの営業時間は11時~14時まで。

店内の様子。なかなか渋いです。

メニューも年季入っています。

沖縄そば、ソーキ(骨付き肉)そば、カレーライス、タコライスなど。

先払いシステムです。(ご主人が奥から様子を伺っておられますね笑)

外にも席がありました。

テラス席は漁港ビューです。

テラス席にはこんな店員さんもいます。ワシャワシャ撫でてたら、こちらの常連と思われる漁師さん達に「そいつ、たまに咬むから気を付けてね」と言われましたw

強風の中を原付でずっと走っていたのでちょっと身体が冷えました。沖縄そばで温まります。

いただきまーす!٩( ᐛ )و

かわいい店員さんの熱い視線を感じながら・・・。ごちそうさまでした!

阿嘉島をお散歩
ごはんを食べたんで少しカロリーを消費させるべく、原付を漁港に停めて歩いて港付近をお散歩してみました。

きれいな海・・・。


岸壁にいながら底の砂地まで見えるんです。


港から少し離れてみましょう。ちょっとした路地もなんだか素敵。

東屋がありました。

先客が撤収されたのでちょっと立ち寄ろうと思ったんですが、突如空から現れた黒いお客さんにドヤられたので通りがかりのニャンコと一緒に順番を待っています、の図。

壁にはクジラのペイント。のどかでいいですね。

グーグルマップを頼りに良さげなカフェを目指してやってきましたが休業日でした。残念。

このカフェの向かいにあった前浜ビーチに立ち寄ってみました。

ボーっとしていると突然茂みの辺りからガサガサッ!!と音がしたと思ったら、鹿登場!!(゚∀゚)

あ、見つかった。親子で登場です。

小鹿かわいい。阿嘉島に生息しているケラマジカです。

おしりの白いハート型の模様がかわいらしいです。

ずっと鹿に釘付けになっている私の前をアピール強めで横切るニャンコ。

アピールに飽きたようです。

少しずつ日が差してきました!

海の色がさらに鮮やかになってきました。

何気なく置いてある(干してある?)ボードも画になりますね。

原付旅再開
さて、お天気も良くなってきたのでちょっと遠出しましょう。
港まで歩いて戻り、原付で出発します。

太陽が出ている時の阿嘉大橋からの海の景色をもう一回見たい!と思い、戻ってきました。

わー!

うっ、美しい・・・

エメラルドグリーンの海です!

ずっと見ていられる・・・。

本日の本命、ニシバマビーチへ
これだけ太陽が出てきたらあのビーチはどうなってるんだろ?!
ということで、阿嘉島で一番行ってみたかったニシバマビーチへ向かいます。この道中でもケラマジカの親子連れに出くわしました。結構な勢いで道路わきから飛び出してくるので毎回びっくりします。

阿嘉港から車で4分。原付でのんびり走って10分くらいでしょうか。
到着しました、ニシバマビーチ!!!

非常にややこしいんですが、「北浜」と書いて「ニシバマ」と読みます。難易度高い!

見て下さい、この色!ケラマブルー、阿嘉ブルー?(あかと青、ややこしい)が素晴らしい!!

海の色のグラデーションも息をのむ美しさです。

興奮したままビーチにおりてみます。

最高ーーーーー!٩( ᐛ )و٩( ᐛ )و

意味もなく走りたくなります。

砂は真っ白のサラッサラタイプ。ゴロゴロ落ちているのはサンゴです。

水の透明度も言うことなし。

足だけちょっと入ってみましたが、まだ冷たかったですね。(泳いでいる人が2人だけいましたけど)去年同じ時期に渡嘉敷島へ行った時は泳げそうな水温でしたが、ここを訪れる数日前から沖縄もあまり気温が上がらず寒い日が続いていた影響でしょうか。

休憩小屋を見つけました。ちょっとのぼってみましょう。

ビーチには日陰になる場所がほとんどないため、ハイシーズンになるとここは場所取り合戦の競争率が高くなりそうですね。


この景色、贅沢!

こんな場所で冷たいものとか飲みながら・・・。最高なんじゃないでしょうか。

確かにシーズンにはまだ早いとはいえ、ほんとに人がいません。(写っていませんが、泳いでいる若者2人とこの休憩所に1組ご夫婦がいらしただけでした)
もうずっとここにいたかったです。この休憩所にのぼったりビーチにおりたり、ウロウロウロウロ40分くらい過ごしました。

名残り惜しいですが、フェリーの出航時間が近づいてきたので原付を返却しに阿嘉港まで戻ります。

港の近くまで来たのですが、ここもまたきれいだったので原付を停めちょっと休憩。

うっとりと海に見惚れていたところ、カメラには収められませんでしたがウミガメが息継ぎをしにピョコっと顔を出しました!そうなんです、この阿嘉港には何匹かウミガメが住み着いているそうなんです。

もう一度ウミガメを見たかったのでしばらくここで粘ってみたのですが、その後姿を現すことはありませんでした。

時間が迫ってきたので、港を経由してレンタルショップしょうさんへ原付を返却。
5時間借りてガソリン代込で3,500円。返却前に給油する必要がないので時間ギリギリまで乗れますね♪ どうもありがとうございました。

フェリーざまみで那覇へ戻ります
那覇の泊港、通称とまりん行きのフェリーざまみがやってきました。


楽しかった阿嘉島ともお別れ。フェリーに乗り込みます。

島民の方々がお見送りしてくれました。ありがとう阿嘉島!また来るよー!

今日何度も通った阿嘉大橋を見ながら阿嘉港を出発。那覇まで90分爆睡の旅です!

17時半、とまりんに帰ってきました。

ありがとうフェリーざまみ!とっても充実した濃い日帰り旅でした。

まとめ
那覇からフェリーで90分、高速船(クイーンざまみ)ならたった50分で行けるウミガメやケラマジカに出会えるケラマブルーの海に囲まれた美しい島、阿嘉島。ハイシーズンでもそれほど混雑もなくゆったり過ごせそうですし、また再訪したい島のひとつとなりました。それにしても沖縄の離島のポテンシャルは無限大!今後もどんどん離島に足を運んでみたいと思います!
同じく那覇のとまりん(泊港)から高速船に乗って35分で行ける渡嘉敷島もとっても良かったですよ♫
参考 【日帰りで渡嘉敷島へ】那覇から高速船でたったの35分でケラマブルーが堪能できます!ぬるまゆのぬるっと飛行機旅関係ないですが、一日中日光に当たっていると結構疲れますね。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

